80:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:01:56.44 ID:smyUCZOA0
果南「やっほ、皆やってるね……って、あれ、何この空気?」
千歌「か、果南ちゃん? な、何でここに?」
果南「部員が部室に来ちゃダメ? あー、それで、どうしたの?」
部員?
果南ちゃんもそうだったんだ。ますます変だ。
「今日」はまだ4月。この頃は、3年生はまだスクールアイドルに消極的だったはずだ。
だというのに、こうしてスクールアイドル部に顔を出す。
それどころかきちんと所属し、ダイヤさんに至っては部長まで担っている。
梨子「果南さん……」
妙な空気におろおろとしていた梨子ちゃんは、あからさまにほっとした顔で果南ちゃんを迎え入れた。
ダイヤ「何でもありませんわ。果南さん、ビラ配布の成果はありましたか?」
果南「うーん……ファンみたいな子はたくさんできたんだけど……」
ダイヤ「あなたは、本当にもう……」
ダイヤさんが呆れたように首を振る。
少しずつ、空気にも動きが戻ってきていた。
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