千歌「私のぴっかぴか音頭・タイムトラベル」
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312:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 05:09:32.44 ID:smyUCZOA0

『うん、千歌は――あなたは、先に進んでいける』


千歌「あなたは、どうなるの? これまでの世界の千歌は、どうなるの?」


『私は、たくさんの私たちは、また戻るよ。これまで通り、私の世界で過ごしていくんだ』


『でもね、私たちの想いは、あなたの一部になる。あなたが残した想いは、私たちの一部になる』


『全部の想いが混ざり合って、私になるんだよ』



千歌「私、全部背負っていけるかな」


『大丈夫。あなたはもう、皆から受け取ってるよ』


千歌「え?」


『旅の途中で、もらったはずだよ。8人分の、入部届を』


『あなたはずっと埋めてきたはずだよ、自分の、Aqoursの、歌詞ノートを』


何もない真っ白な空間から、みかん色のノートがゆっくり落ちてくる。

その周りを踊るように、8枚の小さな紙がひらりひらりと舞っている。




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