309:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 05:01:16.19 ID:smyUCZOA0
『だから、私が来たんだ。私は、過去のあなた。あなたが選ばなかった、高海千歌。精霊馬に乗って、私はあなたと一緒になった』
千歌「私と、一緒に……?」
『そうだよ。私は、あなたの中からあなたを見ていた。あなたの願いも、逃げ出したい不安も、全部わかった』
『だから、揃えたんだ。手紙も、想いも。Aqoursの皆に提案までして、過去に戻れるように』
千歌「Aqoursの皆に、提案……。ひょっとして、あの夢の……!」
『そうだよ。あれは、私がやったんだ。あなたはその間、私と交代して眠っていた。だからあんまり覚えてないみたい』
千歌「そういえば、あの時期、たまに気がついたらぼうっとしてた……」
『まさか、あんなにぐちゃぐちゃになるなんて、Aqoursがなくなるなんて、思ってなかった。焦って、ちょっとした言葉しか残せなくて……』
千歌「会いに来て、って……」
『うん、でも、会いに来てくれた』
千歌「……」
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