303:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:53:21.36 ID:smyUCZOA0
そっと、曜ちゃんは私を抱きしめた。
夜の海が、眩い光に包まれていく。
煌々と辺りを照らす光は、私の胸から広がっていた。
眩暈と、体中を巡る熱で、くらくらと視界が歪む。
曜「千歌ちゃん」
曜「それが、千歌ちゃんだよ」
曜「私は、ううん、私たちは――」
曜「いつでも、どこでも、何があっても、千歌ちゃんのこと、信じてるから」
曜ちゃんの腕が白く光っている。
海が白く光っている。
世界が、白く光っている。
そして、私の意識は―――
―――――――
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