千歌「私のぴっかぴか音頭・タイムトラベル」
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266:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:21:55.55 ID:smyUCZOA0


そう言うと、果南ちゃんは苛立たし気に息を吐いた。

果南「千歌、ダイヤと鞠莉から話聞いたんでしょ?」

千歌「うん、聞いたよ」

果南「だったらわかるでしょ。スクールアイドルじゃ廃校は止められない」

千歌「わかんないよ」

果南「わかるよ。あれだけ頑張って、不安で、怖くて、悔しくて」

果南「それなのに、無駄だったんだよ」

果南「私たちのやってきたことは、鞠莉が一瞬で解決しちゃった」

果南「はじめから、そうしておけばよかった。はじめから、スクールアイドルなんか――」

千歌「果南ちゃんっ!」

果南「……っ」


千歌「ダメだよ、果南ちゃん。それは言っちゃダメ」

果南「どう、して……? 私は……っ」

果南ちゃんの目尻が、どんどんと湿り気を帯びる。



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