249:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 04:07:30.35 ID:smyUCZOA0
◇―――――◇
学校は変わっていなかった。
相変わらず校舎の壁や机は新しかった。
それも初めて「4月」に行った時と比べれば、ところどころに傷が入っていた。
私が呼んだ8人は、不思議そうな顔をしながらも部室に集まってくれた。
気だるそうに椅子に座っている善子ちゃんは、黒いマントを身に着けていた。
果南「千歌、どういうこと? 何で鞠莉までいるわけ」
不機嫌そうに果南ちゃんが指をさす。
鞠莉「私だって呼ばれたんだから仕方ないじゃない」
果南「だいたいここ、スクールアイドル部の部室でしょ。私には関係ない」
曜「でも果南ちゃん、前はスクールアイドルやってたって……」
果南「ちょ、ダイヤしゃべったの!?」
ダイヤ「ええ」
梨子「ま、まあまあ、ここは千歌ちゃんの話を、ね?」
329Res/260.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20