239:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:59:23.34 ID:smyUCZOA0
善子「これを渡したら、お別れなのよね。千歌さんは、そのために来たのよね」
千歌「……うん、そうだよ」
善子「じゃあ、はい、これ」
花丸「千歌さんは、不思議な人。マルの話を聞いてくれて、善子ちゃんを連れてきてくれて。マルたちを、繋げてくれた。なんだか、魔法使いみたい」
千歌「私は、何もしてないよ」
花丸「……ううん。千歌さんにもお礼を言いたいんだ。千歌さんは行っちゃうのかもしれないけど……、マルの話を聞いてくれて。マルと、お話してくれて」
花丸「だから、はい、これ」
善子ちゃんと花丸ちゃん。
2人が『入部届』を差し出してくれる。
これに触れば先へ進める。
また、Aqoursを少し取り戻せる。
けれど、同じくらい大事な2人が目の前にいる。同じくらい大事な8人が「この世界」にいる。
2人に手を伸ばす。
ぐらりと視界が歪む。
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