194:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:26:11.52 ID:smyUCZOA0
梨子「歌詞係さん、よく眠れた?」
とげとげした梨子ちゃんの言葉に目を下ろすと、書きかけの歌詞ノートがあった。
少しずつ、歌詞が埋まっている。
私の記憶にあるところまで、少しずつ近づいている。
千歌「その先には、何があるんだろう。1つ1つ、思い出を取り戻していって、白紙のページを全部埋めて」
千歌「最後のページには、何があるんだろう。その先には、何が待っているんだろう」
梨子「何だかロマンチックだね。それ、歌詞?」
千歌「……ううん、違うよ」
ちらりと携帯を見る。
6月10日。
あと4人。
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