129:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:40:40.51 ID:smyUCZOA0
千歌「え、ち、違うけど……」
ルビィ「隠さなくても大丈夫ですよ。わかってます。お姉ちゃんに言われたんですよね? ルビィのこと、勧誘して来いって」
花丸「ルビィちゃん……? 顔がちょっと怖いずらよ……?」
ルビィ「正直に話してください、千歌さん」
ぐいっと、一歩距離を詰められる。
千歌「え、い、いや、ただ私が、一緒にやりたいって、思って……」
いつも撫でていたはずの頭が、やけに近く感じた。
気圧されて、数歩下がる。
ルビィ「……」
千歌「……ほんとだよ」
ルビィ「そう、ですか」
ルビィ「……ごめんなさい。千歌さんは、悪くないんです。悪いのは―――悪い、のは……」
やっと表情を取り戻したルビィちゃんの顔は、寂しそうに沈んでいた。
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