65:名無しNIPPER
2017/06/29(木) 19:06:54.69 ID:DpokRg2fO
和気あいあいとした雰囲気を打ち破るように五月雨が部屋に転がりこむ。
五月雨「大変です!不知火型の奴等が襲撃を!」
時雨「馬鹿な。防衛隊は何をしていたんだい?!」
日夜抗争を振り撒くこの鎮守府において彼ら白露型に油断も慢心もなかったはず。
護衛に雇った長門がいる限り容易に外門を突破されるなど有り得ない出来事である。
「そ、それが長門の姿が見えないのです!」
既に大きくなった戦闘音にかき消されぬように五月雨が叫ぶ。
「ふふ、面白いっぽい。素敵なパーティーにしましょう」
夕立は砲を担ぎ他の白露型が止める間もなくドアを蹴破り戦地へと踊りでた。その姿は正しく飢えた狂犬のしなやかさと大胆さに満ちていた。
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