81: ◆abNixJDlCk[saga]
2017/06/24(土) 23:23:04.68 ID:4Vw7a5n30
「ちっとどころじゃなく痛いが、死にたくなきゃ我慢しろよ!」
「っあぁぁぁぁぁ!?」
剣を取り出し、オルガマリーの足、膝から下を切り落とす。
すぐに俺の足も同じように切り落とすと、ラクシュがの力もあって一気にカルデアスから距離が出来る。
「く、はぁ、手荒だが、これで文句はねぇな?」
「十分だ、メディア、宝具で所長の治療を!」
「はい!
どうか、誰も傷つけぬ、傷つけられぬ世界でありますように……『修補すべき全ての疵(ペインブレイカー)』!」
メディアの宝具によって、俺の足が再生していく。………が。
「所長の足が治らない……!?」
「……ダメです、私の宝具は生きてさえいればどんな傷も修復出来ますが………。」
「そ……んな……私は……まだ……生きて……!」
「メディアでもダメ………これじゃあ……どうすれば……!」
「ふむ、この特異点はそろそろ限界か。騎士王も無駄に手間をとらせてくれたな。
では、さらばだ諸君。 こう見えて私は忙しいのでね、君達の末路を愉しむのはここまでとしておこう。
このまま時空の歪みに呑み込まれるといい。」
「地面が揺れて……地下空洞が崩れます……! いえ、それ以前に空間が安定していません!
ドクター!至急レイシフトを……」
「いいや、まだだ。」
このままだと、オルガマリーはどうにもならない。
令呪で助けろと命令されたんだ、ギリギリまであがいてやるさ。
こっちには、さっきカルデアスに一部を呑み込まれた時に、同時に情報を少しだけ押し込まれたんだ。
この方法ならなんとかなるはずだ……!
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