6: ◆943Wavjp.E[saga]
2017/06/21(水) 23:24:09.84 ID:aDVLX2Tno
授業が終わったあと、クラスの人、それから別のところからも人が押し寄せてきた。
もちろんルシファーさん目当て。見た目で言えば非の打ち所のない美人だし、ちょっと顔を見に来ただけの人も教室に入ってきてる。
ルシファー「LI〇E? やってないやってない」
……それどころか、初っ端からナンパされてる。
ハル「ふれーっ! ふれーっ! ルッシファーちゃんっ!」
と、そんなこんなであっという間に休み時間も終わり、2時間目が始まる。
昼休みにはさらに人が押し寄せてきて、さすがにルシファーさんも参ってた。
そして放課後。
ハル「凛、ホムミ! これからデュラハン君たちの応援に行くんだけど来ない?」
デュラハン……たしか、アイスホッケーをやってる首なしの人だったっけ。
ホムミ「う〜ん〜、暇だし行こうかな〜」
この流れは私も行くことになるやつだ。でもスポーツ観戦は嫌いじゃないし、私も行こう。
と言おうとしたその刹那。
ルシファー「ねね、赤木さん」
凛「はいっ!?」
ルシファー「ちょっといい?」
転校生に呼び止められてしまった。校内を案内する流れだ。面倒だなぁ……
ホムミの方を見やる。
ホムミ「じゃね〜、凛」
あっ、もう私が来れないの前提だ。
凛「いいですよ」
ルシファー「タメ口でいいって。一応、タメでしょ?」
凛「は……うん、そう、だね」
ルシファー「ぎこちないなぁ……そんじゃ、一緒に帰ろうか」
凛「……うん?」
それだけ?
校内の案内とか、いろいろ教えてよとか、そういうのじゃないの?
まぁ考えてても仕方ないので、私はルシファーさんと一緒に教室を出た。
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