4: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:47:34.31 ID:gET7koTZ0
でも…
まゆ「プロデューサーさん…まゆ何かプロデューサーさんの気に障ることでもしましたか?」
P「ん?いきなりどうした」
5: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:48:01.78 ID:gET7koTZ0
まゆは『大切なアイドル』
まゆはそれ以上の存在になりたいのに
あなたに一番大切にされる存在になりたいのに
アイドルとしては最低かもしれない
けど、まゆにとってはプロデューサーさんの『一番』になる
6: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:48:28.45 ID:gET7koTZ0
数日後
まゆはレッスンを終えて帰ろうとしていた時
川島瑞樹「プロデューサー君、お疲れさま」
7: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:48:56.46 ID:gET7koTZ0
瑞樹さんとプロデューサーさんがお話をしている
プロデューサーさんの右手にはいつもの缶コーヒー
仕事が大変な時にいつも飲んでいるもの
でも、いったい何の話なんでしょう?
まゆの知らないプロデューサーさんの話
8: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:49:33.30 ID:gET7koTZ0
P「ほんとになんのことですか?」
瑞樹「ちひろちゃんと結婚するんでしょ? おめでとう!」
その一言でまゆの頭の中は真っ白になりそうになる
9: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:50:06.42 ID:gET7koTZ0
P「情報早いですね、どこから聞いたんですか」
瑞樹「この間飲み会でちひろちゃんがやけに上機嫌だったから問い詰めたら白状したわ」
P「はぁ、ちひろのやつ…迷惑かけてないですか?」
10: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:50:43.95 ID:gET7koTZ0
話をしているプロデューサーさんはとても幸せそう
まゆの前ではあんな顔は見せなかったのに
瑞樹「まぁ何はともあれ、おめでとう!」
11: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:51:14.63 ID:gET7koTZ0
しばらくすると瑞樹さんは立ち去り
プロデューサーさんが一人になる
まゆは頭が真っ白のまま
プロデューサーさんの後ろに立つ
12: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:51:42.45 ID:gET7koTZ0
まゆへ向けた優しい声
P「まゆにはできるだけ隠そうとしてたんだがな」
プロデューサーさんは優しい声のまま、でも少し悲しそうに言葉を紡ぐ
13: ◆9YfKA67h5g[saga]
2017/06/19(月) 01:52:22.36 ID:gET7koTZ0
最近少し冷たくなったと思っていたのはこれが原因なのか
まゆはプロデューサーさんの顔をまっすぐ見ることができない
まゆ「おめでとう…ございます」
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