【リレーSS】モバP「海からアイドルが採れるようになってからそろそろ5年ですよ」
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21:名無しNIPPER[sage]
2017/06/19(月) 22:55:12.00 ID:ySC7tMc/0

長き時が過ぎ、モバPは少し老いた。
だが、モバPは立ち上がった。
必ず、かの海産アイドルたちの不幸を、不遇の時代を除かなければならぬと決意した。
モバPには政治がわからぬ。文字が読めぬ。
モバPは346プロダクションのプロデューサーであり、ただの課金兵である。金を稼ぎ、金を溶かして暮らして来た。
けれどもちひろに対しては、人一倍に辛辣であった。彼女を天使と呼ぶ傍ら、鬼、悪魔と罵るほどに。

P「あいつらはもっと幸せになってよかったはずだ…」

既に失われた、彼女らであって、彼女らでない、黎明期の海産アイドルたちを想う。

P「まずは池袋Vと…一応一ノ瀬Zに相談だな」

きょう未明モバPは家を出発し、野を越え山越え、十里離れた此このトーキョーの街にやって来た。
モバPには金も、学も無い。髪も無い。アラサーの、守銭奴ちひろと二人暮しだ。
このちひろは、346プロダクションのとある毛無げなプロデューサーを、近々、花婿として迎える事になっていた。
結婚式も間近なのである。
モバPは、だがしかし、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに行かず、はるばるこの街にやって来たのだ。
モバPは決意した。




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