5: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/06/18(日) 00:45:34.23 ID:eX5gz9H+0
曜(さて、メールでは今日鞠莉さんが迎えに来ることになってるけど…)
曜(待ち合わせ場所どころか、時間も知らされて無いんだよね)ピピッ
『マリー:明日、迎えに行くからね(^^♪』
曜「……うん、分からん」
曜「本当に来るのかな?」ムムム
――ガヤガヤ、ヒソヒソ
曜(…なんか、出口付近が騒がしいぞ?)
曜(それに、やたらと視線を感じる……)
「あ、あの〜」トントン
曜「はい?」クルッ
「渡辺さんって…実はお嬢様だったの?」
曜「……はい!?」
「校門の前に如何にも執事って感じの人が立っているし、その近くには立派なリムジン……渡辺さんを待っているみたいだよ?」
曜は思わず頭を抱え、大きくため息をつく
曜「あー…迎えに来るってそう言う事か」
曜は校門の前で待っている執事の元へ近づく
曜の姿を確認した執事は丁寧に一礼した
執事「渡辺様、お待ちしておりました」
曜「ど、どうも」
執事「これより渡辺様を浦の星女学院までお連れ致しますので、どうぞご乗車下さい」ガチャ
曜「あ、ありがとうございます……」
――――――
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