千歌「カタストロフィ…か」
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25: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/06/18(日) 01:10:52.72 ID:eX5gz9H+0


鞠莉「……そろそろか」



パソコンのモニターの左下にある時計が23時59分を示している

ガンツの機能が解除されるまで残り一分を切ったのだ



鞠莉「流石に、日付が変わったと同時に異変が起こったりは……しないわよね?」

執事「わ、私に聞かれても……」

鞠莉「その時は音量最大にして全員たたき起こせばいっか! それに、この部屋からなら装置を付けていなくてもここに転送出来るし」

執事「あはは……」

鞠莉「転送機能が使えるようになったら、一旦家に戻るわよ。準備しなさい」

執事「……かしこまりました」




まだ、やれる事、足りない備えはあるかもしれない。

どんな事が起こるか分からない以上、完璧な準備をする事は不可能だ。

でも、出来る努力は全てやったつもりだ。

後は自分の、仲間の力を信じるだけだ。


時刻は午前0時を回った


今、運命の一日が、始まったのだ――



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