千歌「カタストロフィ…か」
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241: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/08/12(土) 17:30:46.87 ID:J7Obj3h10
〜内浦 小原家シェルター内〜


美渡「…ちょっ、千歌!? どうしてあの子があんな場所にいるの!!?」

志満「…生きていた……千歌ちゃんは、生きていた……っ!!」

美渡「で、でも…あんな化け物に勝てるわけないじゃん!? あの千歌だよ!!?」

志満「……っ」



千歌母「――全く、今までどこに行ってるかと思ったら……あれから三年くらい経ったと思うけど、あんまり変わってないのね」

美渡「何でそんなに冷静なの!? 今まさに千歌が殺されそうになっているんだよ!!」

千歌母「…私達がここで騒いでも、仕方ないでしょ? 大丈夫よ、あの子は死なないわ」


美渡「…何で…何で言い切れるの?」

千歌母「……愚問ね。自分の娘を信じない母親がいると思う?」

美渡「……うぅ」

千歌母「あの子だって馬鹿じゃない、勝ち目があるから立ち向かったのよ」

志満「…信じよう、きっと無事に帰ってくる」


美渡「……このバカ千歌っ!! 散々心配させやがって…絶対にぶん殴ってやるから、さっさとそんな奴ぶっ倒して帰ってこい!!!!」

千歌母(……千歌っ!!)





圧倒的な実力差で勝負は一瞬で決まると、誰もが思っていた

しかし、千歌の必死に食らいつく姿を目の当たりにした彼らの心境は変化し始めた



――あの子…意外と強いのかも?


――当たる……攻撃が当たってるよ!


――ひょっとしたら……いける!?


――勝って!

――頑張れ!!

――頑張れ!!!!!





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