【モバマス×龍虎の拳外伝】不破・茜「うおおおおおおおおお!!」
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211: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 11:53:40.86 ID:X5BKklAG0
ならば、最高の仕事をするにはどうすればいいか?

それは、己の仕事に誇りを持つことである。
誇りがあるから人はベストを尽くし、最高を求めようとするのである。

以下略 AAS



212: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 11:57:49.42 ID:X5BKklAG0
かくいう私もそうだ。

いや、そうだった。

私はロバート・ガルシアの直属の部下で、彼に忠誠を誓ってはいるが、毎日毎日することは少女たちの送迎である。
以下略 AAS



213: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 11:59:54.67 ID:X5BKklAG0
当時の私も同意見だった。
何故イタリア・ミラノに本拠を置き、世界中に傘下の会社を持つ有数の財団がこんな極東の島国で、こんな不確かな事業をしなければならないのだ。

だがはねっ返りのロバート坊やにこの対応は不味かった。

以下略 AAS



214: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:04:12.06 ID:X5BKklAG0
重役たちの嘲笑や失笑が会議室に充満する中で、会長の目だけは笑わずに私の方を見ていた。

私の現在の肩書はロバート・ガルシア個人付けである。
つまり、彼が行くところにはどこであろうと付いていかなければならない。
例えそれが極東の島国であろうと、中東の砂漠であろうと。
以下略 AAS



215: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:11:52.40 ID:X5BKklAG0
日本に来てからの私は、日々疑問を抱える毎日だった。

何せ日本で初めてロバートから下ってきた指令は『秘蔵のワインを急いで事務所に持って来い』である。
そしてその次が夜間のアイドルの送迎である。

以下略 AAS



216: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:17:14.75 ID:X5BKklAG0
ロバートの事は幼少の頃より知っている。

少々自分勝手で強情だが、ガルシア財団次期後継者としてこれ以上の男はいないと確信している。

かつてただワガママだった坊やが極限流空手と出会って人間としても大きく成長したように、本人が言い出したこのアイドル事業もまた彼を大きく成長させるものだと信じて。
以下略 AAS



217: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:23:54.62 ID:X5BKklAG0
車中
加蓮「ねえねえ、カーマンさんって結婚してるの?」

カーマン「……いや?何故そんなことを聞くんだい、ミス・カレン」

以下略 AAS



218: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:27:48.41 ID:X5BKklAG0
加蓮「あっ、そうなんだ。社長がイタリアの人だって聞いてたからカーマンさんもそうなのかと思ってた」

カーマン「ガルシア財団の影響力は世界に及ぶ。それこそ社員も世界中にいる」

カーマン「それより……君もアイドルになって、どうだ?男どもからアプローチを受けているんじゃないか?」
以下略 AAS



219: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:31:19.63 ID:X5BKklAG0
加蓮「ふふ……ありがと。けど、普段一緒にいるプロデューサーを見たら、ね」

カーマン「……フッ、そうだな。そういえば君たちにはあの龍虎が付いているのだったな。それでは並みの男なら足も竦むか」

加蓮「あはは……」
以下略 AAS



220: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:35:58.16 ID:X5BKklAG0
また別の日
車中

拓海「おう、カーマンのおっさん、いつもありがとうな!」

以下略 AAS



221: ◆z4l4K/HkZ2
2017/06/25(日) 12:41:50.02 ID:X5BKklAG0
カーマン「……そんなに私も若くない。多少酒量が増えるくらいだ」

拓海「へえ〜……ん?そういえばあんた今いくつなんだ?」

カーマン「32だが」
以下略 AAS



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