右京「聲の形?」
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89:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 20:04:43.15 ID:Y68L0yR+0


「ちがう…私は…」


今の植野の言葉を動揺しながらも否定する八重子。

私はあなたたちに責任など押し付けてはいないと…

だが植野はそんな八重子に容赦しなかった。


「何がちがうんだよ?だったらちゃんと産めばいいだろ!」


「西宮の耳を聞こえるように…」


「あいつをまともに産めばこうはならなかったはずだろ!!」


それは植野の口から感情のままに出た咄嗟の発言。

恐らくこれまでの硝子への恨みと辛みがそうさせてしまったのかもしれない。

だが今の発言はこの西宮八重子にとって禁句だった。

今日まで八重子の不幸の原因となったのはすべて硝子の障害が原因。

離婚も…その後の家庭環境も…

その発端となったのは硝子の障害によるものだった。

それをこんな年端もいかない少女に指摘された。目の前で自分と娘に対して怒り狂う少女。

だがそれと同時に八重子はこうも思った。



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