173:名無しNIPPER[sage]
2017/06/23(金) 23:10:24.63 ID:SJGG/USR0
乙でした、楽しませてもらいました
その上で、最後にまとめて書かせてもらうと
個人的な感じ方「相棒」観が多分に入ってると思うけど、自分が違和感覚えたのはこういう事だと思う
起きた事は満遍なくで中心人物と「相棒」コンビを中心に見せた結果、具体的には八重子と石田に変に辛く見える作りになってて、
理屈で言うと「責任」と「原因」の区別ついてるか? って印象を与えてる
もう一度言うけど、起きてる事を満遍なく杉下右京が触った結果、右京自身も言ってる通りの総懺悔状態になって
根本的に、より以上に悪化させた連中も均等になる分、メイン人物の罪が理屈よりも一段重く見える形になってる訳
自殺未遂から殺人未遂って問答無用の破局が無ければ天秤が八重子にガクンと、
その後は石田に無駄に悪化した分までごっそりとってのがドラマチックな形で
「聲の形」は主役がいて現実の延長で普通の人達がこうなる、っ、むしろ理屈が通じないのも現実の内ってドラマを見る作品だけど
杉下右京と言う論理的な「賢者」の裁定としてはどこかバランスがおかしく見える
その辺り、「聲の形」に引っ張られ過ぎたか、極端に言えばガワと言うか作者のアイコンって言う印象が強くなる
それから、もちろん杉下右京が例え悪人相手でも、まして子どもに手を上げるのは普通には見かけない
単に作中でやらないと言うだけじゃなくて、憤怒辛辣哀れみの表現の方が余程痛いし怖い
加えて、むしろ君であっても助けなければならないと言う事と君は責任を取らなければならないと言うのが警察官であり矛盾しない
特に子ども相手なら、現実は現実としながらも本人がやっただけの責任を論理的に釘を刺す方が杉下の流儀だし十分厳しいものに思える
自分でも何処まで正しいか分からない感想垂れ流したけど、全体としては見ごたえのある面白いssをありがとう
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