高垣楓「元カレ以上、今カレ未満のあなたと雨宿り」
↓ 1- 覧 板 20
2017/06/14(水) 00:32:51.22 ID:3oD05GrE0
楓「…あの、前から聞きたかったんですけど」
P「何でしょう」
7: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:33:19.07 ID:3oD05GrE0
P「俺が忘れられなかった？」
楓「…自惚れ屋さんですね」
8: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:33:49.34 ID:3oD05GrE0
P「今だから言うんですけど、この仕事を選んだのは、芸能界に携わる仕事をすればまた楓さんに会えるんじゃないかと思ったのは、ちょっとありますね」
楓「…へえ」
9: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:34:27.61 ID:3oD05GrE0
楓「それなのに、私を今カノにはしてくれないんですか？」
P「したいですけど…あなたはアイドルですから」
10: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:34:58.59 ID:3oD05GrE0
楓「…ここは田舎の無人駅、しかも私たちふたりきり、さらに電車が来るまで1時間ありますが」
P「…ダメ」
11: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:35:54.01 ID:3oD05GrE0
P「ええ、勿論。世界中の誰よりもあなたを幸せにしてみせます」
楓「ふふ、私をトップアイドルにまで導いてくれた方ですもの。信じていますよ」
12: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:36:33.21 ID:3oD05GrE0
楓「うーん…確かにあの頃より変わったとは思いますけど、そんなにかなあ…」
P「自覚なしですか」
13: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:37:13.29 ID:3oD05GrE0
P「思い出しました。同じ部屋に泊まって、その夜ですよ」
楓「そうそう。お話ししているうちに結構いいムードになって、ふたりで同じ布団に入って」
14: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:37:43.86 ID:3oD05GrE0
P「……えーと……楓さん？」
楓「…」
15: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/06/14(水) 00:38:22.71 ID:3oD05GrE0
楓「…？ どうしました、Pさん？」
P「あ…その…綺麗だなって」
38Res/18.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20
