2: ◆Rj0X.392Pk
2017/06/12(月) 22:40:30.09 ID:TguH7Kch0
藍子「由愛ちゃんは水彩画を描いてるんですよね?」
由愛「はい。水彩画しか、描けないですけど……」
藍子「いやいや、絵を描けるだけすごいですよ。何か描いた絵とか見せてもらってもいいでしょうか?」
由愛「え……。それは……ムリ、です。……そんなに上手じゃないですし……。それに」
藍子「それに?」
由愛「……見られるの、怖い」
藍子「怖い、ですか?」
由愛「はい……。感じたままに、描いてますし、悪口……言われたらって思うと、怖いです」
藍子「そんなこと……」
由愛「だから……今は、見せられないです……。ごめんなさい……」
藍子「ううん。もとは私が無理に迫っちゃったからですし、ごめんなさいね、由愛ちゃん」
由愛「あ、藍子さんが、謝ることないです。私が……自信ないのが、いけないから……」
藍子「……そうだっ。もし由愛ちゃんが良かったらですけど、この写真の公園に行ってみませんか?」
由愛「ここに……?」
藍子「はい!さっきこの風景を描いてみたいって言ってましたし、今だったらもっと自然が綺麗かもしれませんからっ」
由愛「……うん。行って、みたいです。そこで感じたことなら、藍子さんは悪く言わないかもしれませんし。絵を見てもらうことも、できるかも……」
藍子「でしたら、今度のオフの日、一緒に行きましょう。ちょっとしたピクニックも兼ねて」
由愛「はい……!」
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