【ポケモン】しんのすけ「アローラ地方を冒険するゾ」その2【クレしん】
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485:超超ゴルーグロボ ◆g/SXBgh1y6[saga]
2017/06/20(火) 21:45:18.86 ID:Pr7L8+H70
それからしばらく経ったある日。
エーテルパラダイスのシークレットラボにて、リーリエとグラジオはビッケ、ザオボーとこれからのことを話し合っていた。主にルザミーネの容態と、アローラに残っているビーストの保護についてである。

リーリエ「かあさまの容態は?」

ビッケ「やはり野原さんのように血清のみでの治療法では……。効き目は出ておりますが、もう一息、といったところですね」

リーリエ「そうですか……」

グラジオ「……リーリエ、オマエの耳に入れておきたい話がある。母上の治療についてだ」

リーリエ「え――どんな話ですか?」

グラジオ「カントーにいる、マサキという男を知っているか?」

リーリエ「……マサキさん?」

ザオボー「ソネザキ・マサキ。カントーのポケモン預かりシステムの管理者ですね」

リーリエ「預かりシステムの管理者がどうなさったのですか?」

グラジオ「知らないのか? 10年ほど前、ポケモンを転送する実験の失敗でそのポケモンと合体してしまった話を……」

リーリエ「あっ、思い出しました! 本で読んだことがあります! その後、レッドさんに手伝ってもらって、ポケモンから無事に分離できたとか……」

グラジオ「その融合と分離の技術を、かあさまの神経毒を取り除くのに応用できないか、と思ったんだ」

ビッケ「その手があったとは……盲点でしたね」

リーリエ「なら、わたし……カントーに行ってきます! マサキさんから話しを聞いて、かあさまを助けられる方法を見つけてきます!」


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