13: ◆Ww9Me2u6TE[saga]
2017/06/14(水) 10:19:55.77 ID:1wjvMq91o
京太郎
「……はー、にしてもでかい。本当に同じ日本なのか気になるな」
京太郎
「えーと、チャイムは……」
ハギヨシ
「案内致します」
京太郎
「色々言いたいことはありますが不問にします。よろしくお願いします」
ハギヨシ
「こちらへ」
京太郎
「本当すごい豪邸だ。迷うなこりゃ」
ハギヨシ
「京太郎くんは住んでみたいと思いますか?」
京太郎
「俺ですか? いえまったく。まず俺の身の丈に合ってないってのもそうですけど、いらないでしょここまで」
ハギヨシ
「そうですか」
京太郎
「両親の部屋、できれば俺の部屋。もっと許されるならカピーにも部屋やりたいな。あと台所風呂トイレ物置きありゃ十分です」
ハギヨシ
「もしお金持ちになれてもですか?」
京太郎
「俺が金持ちにですか? それこそ今の条件以上は望みませんよ。そんなにあっても使いきれないし使いきれなかったら無駄ですからね」
京太郎
「もし自立したって設定なら両親の部屋削って俺とカピーの部屋に台所風呂トイレ物置き……だけで良いですね」
ハギヨシ
「なるほど……」
………………
「なんて謙虚なんでしょう……! ガツガツとした男性も素敵ですが、私の夫になる男性ならこれくらいが最適かも知れませんわね!」
「よし、とーかとはいずれ決着を着けなければならないと思っていたんだ」ゴォッ!
「上等ですわ!」ゴォッ!
「僕にはあの男がそんなにすごいやつなのかわかんないんだけどなぁ」
「俺も同感。そんなつぇぇの?」
「清澄一寂」
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