【ポケモン】リーリエ「ユリマンガ先生」
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75: ◆/68JWAdLSs[sage]
2017/06/14(水) 12:30:27.29 ID:buJb8OLM0
〜グラジオの屋敷〜

グラジオ「(くそっ!オレのゼンリョクで書いた小説が自己満足のラブレターだと!?)」スタスタ

グラジオ「(それに……読者の事を考えろ?読者の意見に一々左右されてたら、いい作品なんて書ける訳ないじゃないか!)」スタスタ


グラジオ「リーリエー、今打ち合わせから帰ったぜ?」コンコン

グラジオ「リーリエとも打ち合わせをしたい、部屋に入れてくれないか?」

リーリエ『ちょ、ちょっと待って下さい兄様!』


ガサゴソ

グラジオ「?」

グラジオ「(リーリエが慌てて何かをしている……?まさか……)」

グラジオ「(着替え中!?)」ドキン

グラジオ「………………」

グラジオ「……………」ソーッ


ガチャッ

グラジオ「うおっ!」ゴチン

リーリエ「お待たせしました〜!……って………」

グラジオ「ウォォォ………」ズキズキ

リーリエ「……何で頭を押さえているのですか……??」

シロン「コーン?」




リーリエ「………成る程…そんな事をシロナさんに……」

グラジオ「……ああ……」

リーリエ「うーん……確かに兄貴様の言う、書きたいものを書くって気持ちは私にもわかります…」

グラジオ「だろ?さすがリーリエだぜ!」キラキラ

リーリエ「はい、論理的結論から言いますと、私のように他人の意見に左右されずに描きたいものを描いて上達した例もありますしね!」ニコッ

グラジオ「(リーリエ可愛い)」キュンッ

リーリエ「ですが……」

グラジオ「え?」

リーリエ「兄様、シロナさんは恐らく、"読者の意見を取り入れろ"ではなく、"読者の意見にも目を通せ"と言いたかったのでは?」

グラジオ「目を通せ……?」

リーリエ「要は、あくまで参考程度と言う事です」

リーリエ「実際に、色々な人に読んでもらう事で、自分では気づかない改善点や、読者目線での見方もわかるかもしれないですしね?」

リーリエ「シロナさんの言う通り、独り善がりな作品では、読者の心は掴ません!」

グラジオ「……成る程…」


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