2: ◆q5RWMTtiKKUe
2017/06/12(月) 00:11:13.77 ID:GTk52CSjo
階段を上がり扉を開けた先は、大きくひらけた屋上へと続いていた。
屋上全体は照明で明るく照らされており、屋上の端までしっかり見渡せるようになっていた。
「プロデューサーも大変よね。昼もあちこち行ってたんでしょう?」
「ええ、局の挨拶回りに、みんなの撮影現場もいくつか。あと今度の撮影の打ち合わせもですね。」
「最近になってようやくこの仕事量にも慣れてきましたよ。」
「あまり根を詰めすぎないようにね。最近のプロデューサー、ちょっと心配だから。」
「・・・そう、ですね。」
そう言って彼はフェンスを背にゆっくりと腰を下ろした。
52Res/26.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20