79: ◆65tFmlFwII[sage]
2017/06/17(土) 02:00:08.34 ID:/JClC20T0
P「ただ今戻りました」
紬「おかえりなさい、プロデューサー」
P「あれ?紬一人か?」
紬「いえ、美咲さんが給湯室かどこかに」
P「そうか。で、一通り回れたのか?馴染めそうか?」
紬「はい。皆さん優しい人ばかりでした」
P「良かった良かった」
紬「あ、これ名簿です。ありがとうございました」
紬「ところで、プロデューサーは不慣れな新人を一人挨拶回りにほっぽり出して何やってたんですか?」
P「迷惑かけたか?すまないな、紬」
P「実は紬の他にもう一人新人が入るんだがその説明の関係で事務所の方にな」
紬「なるほど。どこで油を売っているのかと思ってました」
P「信用ないなあ」
紬「それにしてももうひとりの新人ですか…どんな人なんですか?」
P「明日こっちの劇場に来てもらうから、またその時にな。同期ってことになるから仲良くしてくれよ」
紬「はい。言われなくてもそのつもりです」
P「紬はしっかりしてるな。よろしく頼むよ…と、もうこんな時間だな」
紬「そうですね。どこかの誰かさんが名簿は大切な資料だから…とか言ってなければとっくに帰ってます」
P「え、お前まさか、手渡そうとして残ってたのか?生真面目だなあ」
紬「え、なんですかその反応」
P「青羽さんか小鳥さんにでも渡しといてくれたらよかったのに」
紬「もう…そうならそうと…」
P「はは、すまん」
紬「…まあ、プロデューサーとゆっくり話せたのは嬉しいですけど」
P「ん?どうかしたか?」
紬「いえ、なんでも」
P「そうか?そうだ、もう遅いし送るよ」
紬「はい。ありがとうございます、プロデューサー」
83Res/58.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20