107:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:35:44.16 ID:wAYX5tm50
私は、クスリと笑うと、あかりを揺すった。
あかりは、抵抗なくズルリと、ベットの下に落ちた。
どうしたんだろう。
108:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:36:10.74 ID:wAYX5tm50
私は。
109:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:36:38.29 ID:wAYX5tm50
私は、扉を開けて、居間に駆け込んだ。
「結衣!ちなつちゃん!あかりが!あかりが!」
110:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:37:27.59 ID:wAYX5tm50
ああ、なんて、なんて事だろう。
2人とも、2人とも死んでしまった、どうして?
どうして?
111:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:37:57.92 ID:wAYX5tm50
背後から、扉の開く音がした。
ヒタリ、ヒタリと、誰かの足音が聞こえる。
誰かが、私に近づいてくる。
112:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:38:31.11 ID:wAYX5tm50
113:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:39:34.03 ID:wAYX5tm50
そう、考えるまでもないことだった。
考えるまでもないことだったんだ。
114:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:42:56.14 ID:wAYX5tm50
ドンドンドン
「京子!どうしたんだよ!」
115:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:44:45.86 ID:wAYX5tm50
そう、考えるまでもない。
あの時私は。
私は。
116:名無しNIPPER[saga]
2017/07/08(土) 01:45:18.15 ID:wAYX5tm50
何の事はない。
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