【ミリマス】P「美奈子が料理を作れなくなった」
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23:名無しNIPPER[sage]
2017/06/11(日) 22:47:40.02 ID:zcxyMqlpo
「じゃあ行ってくるからな。」
「いってらっしゃいプロデューサーさん」
「美奈子は確か午後からレッスンだったよな。食べてきたら車出すから留守番ついでに準備しててくれ」
「ありがとうございます!」
今日のレッスンは私だけだから移動の間はプロデューサーさんと二人きりということになる。わっほ〜い。
プロデューサーさんと小鳥さんがお昼を食べに行って事務所のなかは私一人になった。
誰もいないことをいいことに私はドサッとソファーにだらしなく座る。少し疲れがでた。
プロデューサーさんと話している間中、あの夢が私の脳裏をよぎって離れなかった。
上手く普段通り装えたかな。
2人ともなにも言ってこなかったから大丈夫だと思うけど。
正直料理の話をしている間は棺の中で眠るプロデューサーさんやあのみんなの責める声までが聞こえてきて、心にトゲが刺さったみたいにチクチクとした。
でもプロデューサーさんと話していて、少しづつそのトゲが抜かれていくように、頭からあの事が消えていくようにチクチクとした痛みが和らいでいったのも事実。
夢は夢。現実は現実。
明日には忘れて元どおり。そう自分に言い聞かせてこの件はもう終わりにしよう。
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