提督呼び大会
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32:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 22:36:45.63 ID:jrJbFQEco

港湾棲姫「……ナ、何デスカ……? ウィナー? 何ノコトデスカ……」

北方棲姫「デモ、ママ……ミンナ、ウレシソウ」

港湾棲姫「エ? エ、エエ……ソレハソウダケド……」

北方棲姫「ミンナ、ウレシイト、ホッポモ、ウレシイ。ホッポモ、タノシイ!」

港湾棲姫「ホッポ……辛クハナイノ?」

北方棲姫「……ウン!」



蒼龍「強い子だね」

飛龍「実際めっちゃ強いからね」

長門「雨の後は上天気、というやつか。ふふ、幼子にはいつも笑顔であって欲しいものだ」

大和「ええ……。そしていつの日か、何の憚りもなくお父さんとコール出来る日が来ると良いわね」

加賀「そうね……。あの子からは涙ではなく、笑顔になれるコールを聞きたいものだわ」

瑞鶴「でも、私達と深海棲艦があんなに楽しそうな顔で一緒に居られるなんてね。ほんと、この大会って何があるかわからない。しみじみ思っちゃうわ」

長門「うむ。まったく不思議なものだ。昨日までは血で血を洗う争いをしていた仲だというのにな」

加賀「今日だけは艦娘も、深海棲艦もない。みなコーリストとしてこの場にいる。提督呼び大会はそういう日になったのね」

大和「敵味方関係なく、提督を呼ぶ日か。ふふ。夢みたいな話だけど、それが目の前で起こってるのよね」

長門「……っと、こうして見とれているわけにもいかないな。もう表彰式に移る頃合いだろう」

大和「ええ。じゃ、準備を始めましょうか」

瑞鶴「誉れ高きコーリストたちを讃えないとね」




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