【ミリマス】春香「まさかの時のアイドル裁判!」
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3: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:05:44.02 ID:qcNmfppi0
「どうぞ」
言って、彼女は顔を上げる。
すると扉を開いて現れたのは、大きな丼を手にした最上静香。
「大変なんです琴葉さん。劇場の粉ひきが壊れました」
「粉ひきが壊れた? ……一体全体何のこと?」
「だから、粉ひきが壊れてしまったんです。貴音さんが無茶な扱いを……」
「えぇっと、どんな風に壊れたのかしら?」
「どんな風って、至って自然に。レバーがペダルの上で曲がってます」
「粉ひき機ってあの臼でしょう? 臼にペダルなんてあったかな……」
「それでどうします? レバーがペダルの上で曲がっては、うどんの為に粉が挽けません!」
思い出そうとする琴葉に時間を与えず、
静香が空の丼を机の上に乱暴に置いて捲し立てる。
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