39:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 20:48:51.60 ID:HDDjVf7S0
マミコちゃんは最初に並ぶ、一番端の4段の列に並んでいました。
跳べた人は徐々に高い列に移っていく仕組みで、最初の列は次第に短くなり、最後にはマミコちゃんだけが残っていました。
先生が付きっきりで指導にあたっていましたが、なかなか上手くは跳べないようでした。
そんなとき、跳び箱に飽きてその辺をぶらぶらしていた日菜が、マミコちゃんのもとへと駆け寄っていきました。
(あの子‥また余計なことを言わなければいいけれど……)
日菜は、自分が努力しなくても大抵のことは出来てしまうからか、“それが出来ない人”に対して少し無神経なところがありました。
その日はそれが最後の授業だったので、後はホームルームを残すのみでした。
95Res/50.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20