男「ブラック企業の中のブラック企業といわれる会社に入社することになった」
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9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 02:34:53.47 ID:EU/vD+Ido

「なかなか健康的な坊やね。だけどダメよ、そんなんじゃ」


妖艶な女性が、俺のメイクを開始する。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 02:36:35.49 ID:EU/vD+Ido

また、こんな命令を下されたこともあった。


「今日は外に出て、この携帯電話に向かってずっと謝ってくれたまえ」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 02:38:33.56 ID:EU/vD+Ido

こんなこともあった。

最後まで社に残ったのが俺と課長の二人だったので、二人で一緒に帰ろうということになった。
(もちろん俺は嫌だったが)
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 02:40:39.82 ID:EU/vD+Ido

まもなく四月が終わりを迎えようという頃、俺はとうとう我慢できなくなった。


「課長!」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 02:42:59.64 ID:EU/vD+Ido

「この会社はね、国や政財界からの特命を帯びている会社なんだよ」

「は? 特命……?」

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/07(水) 02:45:17.53 ID:EU/vD+Ido

「決まってるじゃないか。世のブラック企業に勤める社員はうちを見て、
 “あそこよりはマシだ”と自分を慰めることができる。
 経営者は“あそこよりはマシだ”と社員をたしなめることができる。
 つまり、うちという最低の会社が存在することで、みんな多少の理不尽さや忙しさは我慢して
以下略 AAS



15: ◆.3NDjFxHTs[saga]
2017/06/07(水) 02:48:15.01 ID:EU/vD+Ido

会社の正体を知った俺は、とたんにやる気が湧いてきた。

ある意味で、俺たちが今の日本のサラリーマン社会を支えているといっても過言ではないのだ。

以下略 AAS



16:名無しNIPPER
2017/06/07(水) 03:12:44.28 ID:Wlv0PPjy0
乙良ss


17:名無しNIPPER[sage]
2017/06/07(水) 03:20:25.66 ID:W5VynguWo
星バーーーローー的だな



18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/07(水) 03:21:06.46 ID:W5VynguWo
saga忘れてた
星新一的だな



19:名無しNIPPER[ saga sage]
2017/06/07(水) 09:29:59.59 ID:51f7SRA2O
おつ
でも俺は一番でなくても不幸やだなあ


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