111:名無しNIPPER[saga]
2017/06/15(木) 00:33:54.66 ID:8CF6GpVBO
「曜ちゃん」
「んー」
タオルで汗を拭きながら、歩き出す。
「今日、家に行ってもいい?」
曜ちゃんが肩越しに振り返る。
「え、私が行くよ」
「いいの、私が行きたいのよ。ダメ?」
「大丈夫だけど」
帰る手間の事とか考えてくれたんだろうけど、
私の家の隣が千歌ちゃん家なの、忘れてないかな。
意識してるのは私だけ、ってことなのかもね。
「今日、ママいないから、夕飯食べに行こうと思ってて……」
「ああ、じゃあ、ハンバーグ作りに行ってもいい?」
曜ちゃんの目が輝く。
「え、ホント! わーい!」
なんだか、ハンバーグで釣ったみたい。
結果オーライか。
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