97: ◆T4kibqjt.s[saga]
2017/06/30(金) 00:05:23.85 ID:q/JWCwArO
「…まぁ冗談はさておき、実際どっちでもいいよ。俺達の子なんだ、どっちでも愛せるに決まってる」
ほんとに冗談と思ってるのかはさておき…
そうだね。アタシも、Pとの子なら絶対に愛せる自信がある。
「…ねぇP。アタシ、Pのお嫁さんになれて良かった。アタシ幸せだよ」
「…!」
「ずーっと先の話だけどさ。もしこの子が巣立って、アタシがしわしわのお婆ちゃんになっても…ずっと好きで居てくれる?」
「…その頃には今よりも、もっともっと恵美の事が好きになってるよ。ずっと一緒に居るんだから」
Pはいつでも、アタシが欲しい言葉の一つ上をくれる。
この人の為なら何でもできる。この人となら、どんな辛い事でも乗り越えられる。心からそう思う。
「この先の未来が楽しみだな」
「ん。アタシもだよ」
「恵美、お腹もっかい見せて」
「ん?いいけどまだ…んぅっ」
まだお腹の大きさはいつも通りだよ?と言いかけて、止まった。Pがアタシの唇とアタシのお腹、順番にキスしてくれたから。
「恵美。夫として、父親として、一家の大黒柱として頑張るからさ。しっかり俺に付いてこいよ!」
Pが差し出す拳にアタシの拳をとんっ、と合わせる。
「うんっ!」
どこまでも付いて行きますよ、旦那様♪
おわり
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