94: ◆T4kibqjt.s[saga]
2017/06/29(木) 23:53:20.90 ID:R8LbsI9gO
「そっか、まだ目立たないけどここに居るのか…大事にしなきゃな」
Pがアタシのパジャマの裾から手を入れて、直接お腹を撫でてくれた。少しくすぐったくて、とても温かい。
「お腹が大きくなってきたら迷惑掛けちゃうかもだけど、そん時はよろしくね?」
「お腹の子を育てられるのは恵美だけなんだから、迷惑とか考えなくていいって。むしろ俺はお腹の赤ちゃんには直接は何にもできないから、何かやらせて貰えた方が気が楽になるよ」
「え、でも…」
「その代わり、たまにでいいから今みたいにイチャイチャさせてくれ。恵美が赤ちゃんにかかりっきりだと、やっぱちょっと寂しいから」
時々怖くなる。Pがあんまり優しいから、Pが本当は天使かなんかで、いつかどこかに飛んで行っちゃうんじゃないかって。
「わがまま言ってごめんな」
「ぐすっ…うぅん。もし寂しくなったらいつでも言ってね?…多分ない思うけど」
「えっ?」
「何でもない」
どうせアタシが寂しくさせないだろうしね。っていうかアタシもPとイチャイチャしたいし。
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