84: ◆T4kibqjt.s[saga]
2017/06/29(木) 21:16:39.89 ID:R8LbsI9gO
「どう?Pの好きな物フルコース!ビールも冷えてるよ」
と言いつつグラスに集中、Pの為に覚えた注ぎ方で慎重に注ぐ。よし、上手に出来た!
「おぉ…!恵美、おかわりは!?」
テーブルに並んだご馳走を見て少年のようにキラキラと目を輝かせるPがおかしくて、アタシが吹き出す。こいつぅー、可愛いなぁ!
「ぷっ!ちょっ、おかわりの心配早過ぎでしょ!ちゃんと全部あるから、好きなだけ食べな」
「っしゃ!恵美、食べよう」
急かしてくるPに苦笑を漏らす。ハイハイ、焦らなくても逃げないから。
「んな事分かってるって。いただきます!」
「いただきます」
言うやいなや、Pが我先にと皿に箸を伸ばす。やっぱり逃げると思ってない?
「あむ…はぐっ…んぐんぐ…ごくっ。んー、やっぱ恵美の飯が一番だな!ホテルのもいいけど、こっちは俺の好みど真ん中だ」
とーぜんよ、Pの反応を見ながら毎日ちょっとずつ味を調整してたんだから。と内心ドヤ顔をかましつつ、アタシも箸を動かした。
「ごっごっごっ…ぷはぁ!最高ですよ恵美さん」
「んふふ、でっしょ〜?あ、これも自信作だよ!どんどん食べちゃって」
Pが喉を鳴らす度に動く喉仏のセクシーさにドキドキしつつ、まだPが手を付けてない皿を差し出して勧める。
「お、さんきゅ。あむっ…んー!」
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