3:名無しNIPPER
2017/06/06(火) 20:38:32.97 ID:YKkdqLUS0
P「うん、うん……だよね、風邪引いててさ声が…。でさ、本題なんだけど、オレ車ぶつけちゃってさ。うん、取り敢えず三百万円ほど……話が早くて助かるよ」
加蓮「プロデューサー、何の電話してるの!?」
P「あ、そう?うん、うん、それは悪いねお爺ちゃん、ありがと、助かるよ!じゃあまずは銀行に向かってくれる?うん、その後の指示はオレが出すから…」
凛「プロデューサー…事務所の仕事をしてるんだよね?本当に?」
P「はぁ?今は無理?おいおい、頼むよ爺さん。こちとら、怪我して困ってんだからさぁ、な?わかるよね?」
奈緒「え、なにその急にガラの悪い態度。って、おい、机に足のっけんなよ!どうしたんだよ、プロデューサーさん!?」
P「おう、そうだよ、五百万な」
加蓮「なんか金額上がってるけど!?」
P「あ、ごめんやっぱ七百欲しいわ」
奈緒「よくわからないけど、もう可哀想だからやめてあげて!」
P「じゃ、それで頼むわ。うん……ああ。そうだな…。それじゃあまた電話するから」
P「………………」ガチャ
トラプリ「…………………」
P「さ、次の仕事しよっと」
加蓮「ちょっと待って!」
凛「プロデューサー、一体なんの仕事をしてたの?」
奈緒「そうだぞ、なんか絶対良くなさそうな会話をしてたけど…」
P「おいおい、お前達、何のことだよ?俺、普通に仕事してたじゃん?」
ちひろ「プロデューサーさん、今は忙しい時期なんですから、ちゃんと働いて下さい!」
P「違うんだよ、ちひろさん、俺は真面目に働いてるのに三人が俺の仕事になんかイチャモンつけてくるんだよ!」
加蓮「いやいやいや、明らかにアイドル事務所とは関係ない会話してたじゃん?って言うかハッキリ言ってオレオレ詐欺みたいな事してたし…」
P「あれはただ、業界じゃ少し有名な映画監督相手に、ちょっと電話越しに演技の実演をしてただけだから」
奈緒「あれ、そんな案件だったのかよ!?」
凛「ちょっと待って、それって結局振り込め詐欺なんじゃ…」
ちひろ「プロデューサーさん?どうでもいいですから、ちゃんと働いて下さい!」
P「はーい」
回想終了
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