5: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:34:57.61 ID:641Bo6H4O
輝子「それに、死んだからまったく眠くならないんだ」
小梅「昨日は何時間くらい寝た?」
輝子「3時間、くらいかな。でも朝に一日中起きてられるキノコ食べたから、全然眠くない……フヒ」
6: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:35:49.01 ID:641Bo6H4O
小梅「じゃあ、死んだ理由は?」
輝子「それは……よくわからないんだ」
小梅「よくわからないけど、死んじゃったの?」
7: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:36:41.79 ID:641Bo6H4O
小梅「頑張って、思い出せないの?」
輝子「えっと……確か……そう、事務所に行こうとしてたんだ」
輝子「その前に、キノコの水やりをしようとして……」
8: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:37:56.05 ID:641Bo6H4O
輝子「信じてくれないか……」
小梅「…………」
小梅「輝子ちゃん……実は、私も死んでるんだ」
9: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:39:10.85 ID:641Bo6H4O
輝子「本当なんだ、本当に私は死んでしまったんだ……」
輝子「多分、私の姿も、小梅ちゃんにしか見えてないと思う……」
小梅「そう言われても、別の人がいないと確認できないね……」
10: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:40:27.10 ID:641Bo6H4O
小梅「輝子ちゃんがね、死んじゃったんだって」
幸子「……えっ?」
小梅「ここに居る輝子ちゃんは、死体?幽霊?……えっと、どっち?」
11: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:41:10.59 ID:641Bo6H4O
小梅「行っちゃったね、幸子ちゃん」
輝子「……多分、生前に仲が良かった人には見えるんじゃないかな」
小梅「…………」
12: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:43:08.68 ID:641Bo6H4O
<5分後>
輝子「た、ただいま……」
小梅「どうだった?」
13: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:44:02.82 ID:641Bo6H4O
輝子「幸子ちゃーん」
幸子「なんですか」
輝子「お詫びのアイス……好きな味、あるといいけど」
14: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:44:54.67 ID:641Bo6H4O
輝子「幽霊だから、塩とかに弱いと思う……」
小梅「あ、丁度ここにお清めの塩があるけど」
輝子「……なら、それを私に向かって撒いてみるといい」
15: ◆0IBwJt/Ml2[sage]
2017/06/06(火) 15:45:36.31 ID:641Bo6H4O
輝子「幽霊だから、怪我もしないはず……」
小梅「さっき思いっきり痛がってなかった?」
輝子「それは塩の効力、じゃないかな」
22Res/9.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20