ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!」 キョン「分裂するぞ」
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66:名無しNIPPER[saga]
2017/06/10(土) 22:47:07.60 ID:+O8N3K5G0

古泉「…………」

キョン「むしろ『力』を持ってしかるべきヤツなんだ、アイツは」

古泉「それが……」

キョン「涼宮ハルヒによって正常に受け継がれなかった。俺はハルヒが突然変異で『佐々木』という自我を押し込めたと思ってたが……」

古泉「『佐々木』の自我は受け継がれていた。それも、正当な後継者に……」

キョン「『佐々木』として覚醒するのが随分遅かったがな。おかげであんなドッキリを仕掛けられる羽目になった」

古泉「……では『力』は現在、涼宮さんと佐々木さんのお二方に分裂しているということですか?」

キョン「そうなる。だが力関係で言えば佐々木が圧倒だ。ハルヒは扱いきれていないからな」

古泉「そうですか……」






朝倉「『力』を奪った涼宮さんの方が覚醒が早いなんて……おかしなものね」

キョン「だが今の佐々木の『力』はハルヒと比べるまでもなく強いぞ」

長門「……あなたよりも?」

キョン「それは…………どうだろうな? ハルヒに奪われた分、俺の方がちっとは強いかもな」ハハ

朝倉「女の子にハンデもらうとか……」

キョン「……」

朝倉「あと聞きたかったことなんだけど、キョンくん。今日佐々木さんに会うまで『佐々木』はナンだと思ってたの?」

キョン「ナンだとは思ってないぞ。カレーにつけようだなんてそんな……」

長門「カレー?」ピクッ

朝倉「キョンくん?」ニコッ

キョン「はい、お答えしますとですね―――」キリッ






朝比奈「えっ、じゃあキョンくんは『力』の正当後継者が涼宮さんの他に存在することを知っていたんですか?」

キョン「まあ、憶測や可能性の域を出ない範囲でしたがね。それがあの佐々木だったことがアンビリーバボーだったわけですが……」

キョン「思えばずっと佐々木佐々木言ってたんだよなぁ……あれは『力』のことじゃなくて当人の苗字だったとはなぁ……」

キョン「オホン、とにかく。俺が驚いたのは『佐々木』が佐々木であったこと。ややこしい言い回しですいません」

キョン「『力』を有すべき本来の正当後継者が他にいたとかは正直、想定の範囲内です」

朝比奈「は、はい……ちょっとまだ少し混乱してるんですけど……」

朝比奈「それで……その、佐々木さんが、姿を現したということは……何かが起きる、起こすということです、よね……?」

キョン「はい。そしてその目的は―――」


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