ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!」 キョン「分裂するぞ」
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112:名無しNIPPER[saga]
2017/06/17(土) 23:30:43.65 ID:awzGWjsZ0

藤原「『力』の統合……知っての通り、僕たちの目的はただそれだけだ」

藤原「涼宮ハルヒの持つ『力』の一端を回収し、『佐々木』を完成させる……分かるな?」

キョン「ああ」

古泉「ですが、そうする必要性が感じられません。僕らからすればね」

藤原「必要性? 何をバカな。それを言うならば涼宮ハルヒが『力』を保持する意味なんてないだろう」

長門「情報統合思念体は涼宮ハルヒの持つ自律進化の可能性に興味を持った」

長門「『佐々木』でも『力』でもなく、涼宮ハルヒという生命体に関心を抱いた」

長門「その存在を排除しようと言うならば、無視はできない」

藤原「それはお前たちが『佐々木』という存在を知りえなかったからだ」

藤原「『佐々木』の完全な『力』を前に、涼宮ハルヒの『力なんてものは井の中の蛙でしかない」

藤原「自律進化の可能性とやらを知りたいのなら、完全な『力』を観測する方が早いんじゃないか?」

長門「それは―――」

藤原「それに、今の状態の涼宮ハルヒに『力』を持たせておくのは危険極まりない」

藤原「去年一年だけでも、どれだけの事件を乱発した? 不安定すぎて安全性に欠ける」

キョン「だよな」コクン

古泉「あなたどちらの立場ですか……」

藤原「その度に情報処理や証拠隠滅に奔走しなければいけないのは、あんたたちだろう?」

藤原「観測が目的だというならば、今の状態は合理的とは言わない。無駄な行動が多すぎる」

長門「……」

藤原「『力』を統合してからゆっくり観測すればいい。お前たち宇宙人が求めているものはそこにあるだろう」

長門「……違う」ボソッ

キョン「……」


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