右京「成しうる者が為すべきを為す……ですか」
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7: ◆bG4JuRrKKw[saga]
2017/06/04(日) 23:32:37.02 ID:IgTmY9tU0
翌日 警視庁・特命係

角田「よっ暇か? ……なにやってんの?」

亀山「課長も知ってるでしょ? アパートで男が殺されてた事件。その捜査資料ですよ。米沢さんからもらいました」

右京「もっとも、被害者の身元がまだわかっていないので捜査も膠着状態なのですが」

角田「へえ……。ってこの男!」

亀山「課長、この男知ってるんですか!?」

角田「知ってるもなにも、俺らが少し前からマークしてる、革龍会のメンバーの一人だよこいつは!」

右京「革龍会というと、反シビュラシステムを掲げていた龍頭会の残党ですか」

角田「さすが警部殿、よくご存じだね。龍頭会が壊滅してからはおとなしくしてたみたいだが、最近なにか怪しいブツを取引してるような不審な動きがあってね、うちでマークしてたんだ」

右京「被害者の男性は前科がなかったということですから、革龍会からのメンバーという事になりますね」

亀山「とにかく革龍会の奴らに話を聞ければ、いっきに事件解決に近づける!」

右京「しかし、反シビュラ団体の残党が簡単に警察に対して口を開いてくれるとは思えません……角田課長」

角田「な、なに?」

右京「彼らから是非、話を伺いたいのですが……ご助力お願いできないでしょうか」

亀山「お願いできないでしょうか!」

角田「……ったくしょうがねえなあもう! ……おいお前ら! 今日革龍会引っ張るぞ! すぐに準備しろ!」




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