141: ◆jLRtqdurHM[sage saga]
2017/06/06(火) 18:05:43.36 ID:3Z5XXXKPO
粧裕「…………」
月(さぁ……どうだ……)
粧裕「……あ……あれ?私……」
142:名無しNIPPER[sage]
2017/06/06(火) 18:10:27.35 ID:GO9sO24do
イジメっ子死なせたくらいでそこまで悩まなくても
むしろ自分が嫌だからって記憶なくす方が無責任に思える
143: ◆jLRtqdurHM[saga sage]
2017/06/06(火) 18:18:18.67 ID:3Z5XXXKPO
粧裕「あれ……お兄ちゃん?なんでお兄ちゃんが部屋にいるんだっけ……?」
月「さ……さぁ……」
月(まだ安心は出来ない……とりあえず粧裕をここから……)
144: ◆jLRtqdurHM[sage saga ]
2017/06/06(火) 18:28:40.31 ID:3Z5XXXKPO
月「これで本当に大丈夫なんだろうな?」
リューク「ああ、だがノートに再び触れてしまえばまた俺の姿が見えるようになる。ノートに関する記憶もよみがえる。忘れない事だ。」
月「それは気をつけないとな」
145:名無しNIPPER
2017/06/06(火) 18:33:43.80 ID:3Z5XXXKPO
月の部屋
月「……」ガチャ
月(鍵は掛けた。これで目撃される心配はない……)
146: ◆jLRtqdurHM[sage saga ]
2017/06/06(火) 18:36:59.87 ID:3Z5XXXKPO
リューク「おお、で?ノートはどうするんだ?」
月「……話を長引かせても仕方がない……結論から言うぞ」
月「……このノートは……」
147: ◆jLRtqdurHM[sage saga ]
2017/06/06(火) 18:48:38.53 ID:WaqN843QO
リューク「お前が乗り気じゃないのは薄々わかってたが……本当にいいのか?ノートがあればお前の思い通りに……」
月「……そうだな。正直な話、このノートを最初に拾ったのが僕だったら嬉々として使っていただろう。まず最初にノートが本物かどうか試すために犯罪者を1人か2人殺す。本物だとわかった時暫くは罪悪感で苦しむだろうが……やがて開き直り悪人を裁き続け、犯罪のない理想の世界を……創ろうとするかも……」
リューク「そんな世界が出来上がったらさしずめお前は新世界に君臨する神か?面白そうじゃねーか!なんでやらないんだ?」
148: ◆jLRtqdurHM[saga sage]
2017/06/06(火) 18:57:45.61 ID:WaqN843QO
月「死神にこんな話したって無意味だろうが……」
月「人の命ってものは……とても重い。3人の命を奪った。たったそれだけで粧裕はあの有様だ。」
月「僕が犯罪者を裁き続けるとして……何人殺さなければならないと思う?粧裕の時の比じゃない……100や200は軽く超える」
149: ◆jLRtqdurHM[saga sage]
2017/06/06(火) 19:06:03.80 ID:WaqN843QO
リューク「人間って生き物は意外と繊細だな。死神は寿命を頂く為にノートに人間の名前を書いて殺す事があるが……そこに憐憫の心なんてない」
月「一緒にするな。死神が人間を殺すのと人間が人間を殺すのとではワケがちがう」
月「……確証はないがもし僕がこのノートを使って犯罪者を裁き続ければ……」
150:名無しNIPPER[sage]
2017/06/06(火) 19:21:58.67 ID:axajVM0q0
確かにメロの事とか考えれば最終的に不幸だな
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