73: ◆b2/ys3/tgw[saga]
2017/06/03(土) 23:27:44.35 ID:vaSvTruRo
私がテーブルの脇に着くと、夏樹は片手で顔を覆って、
必死に笑いを抑えようとしていた。
李衣菜はといえば腹を抱え、テーブルに頭を打ち付け、
まさに言葉の通り笑い転げていた。
「ご、ごめんな、ちょっと一悶着あってさ」
夏樹が息を切らしながら謝る。
李衣菜もようやく過呼吸から復活したようだ。
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