54: ◆b2/ys3/tgw[saga]
2017/06/03(土) 23:06:32.49 ID:vaSvTruRo
「さて」
カクテルグラスとロックグラスをそれぞれ用意し、氷で冷やす。
彼女達の席はカウンターを挟んで、ちょうど私の目の前。
李衣菜の瞳がキラキラと輝いているのが見える。
その姿をまるで母親のような瞳で見つめる夏樹。
この数分間で、彼女達の普段もなんとなくわかった気がする。
「では、多田様のカクテルから」
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