及川雫「6月2日、2人ベッドで」
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15:名無しNIPPER[saga]
2017/06/03(土) 00:30:59.76 ID:UyDwRKy/0

裕子『この手紙を雫ちゃんが読んでいるということは、おそらく私は眠ってしまったのだと思います』

裕子『実は夜明け前ににこっそり部屋を抜け出してお弁当を作っていました!』

裕子『正直なことを言うと、私は薫ちゃんや響子ちゃんのように料理がとても上手な訳ではありません』

裕子『どんな時も自分のさいきっくで切り抜けていますから!』

裕子『でも、どうしても私自身の手で料理を作って、それを食べて欲しい人がいました』

裕子『それは雫ちゃんです。昨晩、初めて2人で寝た時のことを忘れてしまったと言いましたが、実は嘘でした』

裕子『あの夜のことは今でも覚えています。上京して初めての1人暮らしで不安だった私を「私も実家を離れて寂しいですけど、一緒に頑張りましょ−!」と不安だった私をベッドの中でハグしてくれた雫ちゃんのことを忘れたことはありません』

裕子『私はサイキックなアイドルになるため、雫ちゃんは実家の牧場をもっと有名にするため、目指す夢は違ってもアイドルとして、同じユニットとして一緒に活動することができて私はとても嬉しかったです』

裕子『だから雫ちゃんに感謝の気持ちを伝えたくてこのお弁当を作りました』

裕子『今回のために乃々ちゃんやくるみちゃんにリサーチして雫ちゃんが好きそうなものをこれでもかとお弁当に詰め込んでみました!』

裕子『このお弁当に込めた思いは誰にも負ける気はしません!』

裕子『昨晩も言いましたけど……雫ちゃん、誕生日おめでとう!』

裕子「これからも私と仲良くしてください!」

裕子『追伸:お弁当なんですけど私が起きるまで開けないでください、ちょっと恥ずかしい出来なので(-_-;)』

裕子『あと今日は早苗さんがどこか美味しい所へ連れて行ってくださるそうです!楽しみにしましょう!(≧∇≦)』

裕子『サイキックアイドルにして雫ちゃんの親友、堀裕子より』



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