【オリロンパ】外道法正人と13人のサイコピカレクスロンパ【安価】CHAPTER2
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202:名無しNIPPER
2018/11/24(土) 06:51:43.80 ID:qRxAT2P+0
満は、人気の高い男子だ。
サッカー部のFWで、プロ並のプレーをすることから、サッカーの強い私立高校から声を掛けられているらしい。

そんな満と初めて会ったのは、3年になったばかりの頃、満が教室へ来たからだ。

「おーい、翔、辞書貸せ辞書!」

そう言って教室に入ってきた。
翔――水原翔(男子17番)とはサッカー部ではFW同士、ライバルであり親友らしい。

「辞書ぉ? …あぁーっ!! ない! 忘れた!」

「マジ?使えねーヤツだな。 涼太は?」

「使えなくて悪かったな、コラ。 涼太は休みだよっ!」

満は困り果てていた。
久美のクラスもだが、英語の先生は怖い。
辞書を持ってこないと、先生の辞書で頭を殴られる。

「あ、あの…あ、あたしのでよければ…使う?」

翔の横の席にいた久美は、満にすっと辞書を差し出した。
不思議そうに見ていた満は、すぐににぱっと笑顔を浮かべた。

「マジでマジで!?
 サンキュー!
 えっと…牧山サン…だっけ?」

「え…何で名前…」

「俺のダチに人気だぜ、アンタ。
 へぇ…ダチの隠し撮りは見たけど…実物の方がいいじゃん!
 可愛いし優しいし… 翔、牧山サンを見習え!」

「どういう意味だッ!!」

そこでチャイムが鳴り、満は慌てて出て行った。


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