92: ◆4HY9pIvuLs2n[saga]
2017/06/03(土) 15:17:37.19 ID:H99DC2CGo
桃島市 幸矢倉中学校 体育館 6:00
マホ「入部希望です!」
先生「おう!朝から元気いいな新入生!書類出したら朝練参加していいぞ!」
マホ「ありがとうござーす!」
優「え……」
昨日の夜。初めて会話をした後輩が、今日の朝、部活に来た。
マホ「アタシ、柔花先輩に憧れてバスケ始めようと思ったんですよ!未経験ですけど!頑張ります!」
リコ「おーおー、モテるねぇユウは……」
カナ「罪な女よのぅユウさんや……」
優「ちょ……やめてよぉ……」
サヤ「それじゃぁ、準備運動したら簡単にルールを説明して、どれくらい動けるかやってみよぉか」
マホ「お願いしゃーす!」
リコ「声出しできるのはいい事だぞ〜新入生!ハッハッハッハ!」
マホは、サヤに連れられて、体育館の隅で準備運動をしている。
優は、軽く自分の頬を叩いて、自分の練習を始めた。
ボールを突いて、投げて、走って、跳んで。
なんだか、普段よりも調子がいい気がする。
ポポン『ベルト、というか、仮面ライダーになった影響が身体に残ってるみたいだね。仮面ライダーになる時、肉体を全て仮面ライダーに改造するから、その名残じゃないかな?』
優『えぇっ?!なんだか、申し訳ない気がするなぁ……』
テレパシーで会話をするポポンと優、そこに、もう一人の契約者であるマホが割り込んでくる。
マホ『魔法少女は魔力でブーストするだけなのに!流石先輩ですね!』
優『私が凄いわけじゃないと思うんだけどなぁ……』
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