109: ◆4HY9pIvuLs2n[saga]
2017/06/04(日) 23:39:13.34 ID:L0MFsJzwo
???「つかまエたァ♥」
マホ「……え?」
気づけば、突然真上に現れた女の、異形の足に肩を捕まれていた。
マホ「きゃ、ちょ、たすけ……」
言い終わらぬうちに、マホは高架下の天井部分まで連れていかれてしまった。
優「ま、マホちゃん!」
???「あハ、あハ、つかまエたぁ♥まほウ少女つかまエたぁ♥それじゃあネ?ママがネ、『けつえきさんぷる』が欲しいッて言ってたノ!それナぁに?って聞いたらネ、『ち』が欲しいんだって!だからね!」
???「まほウ少女の『ち』、貰うネ?」
優「待って……!変身!」
業火が身体を包み、炎の鬼は地を蹴った。高架下に届くほどの、渾身の大ジャンプによって、女からマホを引き離すことには成功する。
マホ「わ、わ、わ!変身!変身!!」
マホは女から引き離され、落下したものの、変身によって、最小限のダメージで片付ける。
???「ああああああああっ!!!なンで?!なンでなンでなンでなンでなンで!!!!!オマエオマエオマエオマエオマエオマエェェェェェェッ!!!」
優「な、なに?!」
マホ「な、なんだこいつ……」
???「ユルさないユルさないィィィッ!!!」
高架下から飛び出した女は、腕……ではなく、翼膜をもった大きな翼をはためかせて、飛んだ。
マホ「飛んだ?!」
優「コウモリ……?」
空中の蝙蝠女は、優へと向けて、足の爪を突き出して飛び込んできた!
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