アンチョビ「助けてくれ西住! まほが口をきいてくれないんだ!」
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124:名無しNIPPER[saga]
2017/06/16(金) 04:34:55.31 ID:ho82WW9Bo

アンチョビ「じゃあやっぱり難しいか……」

沙織「一応、昔華には本当に好きなオトコノコが出来た時には黒い薔薇がいいよーとは言われたけど……」

沙織「調べてみたら『永遠の愛』って言葉の他に『貴女はあくまで私のもの』みたいな捉え方によってはアレな意味もあったし……」 ウーン

麻子「……」

麻子(『彼に永遠の死を』、だろうな……)

みほ「まあ、あともうひと押しですし……」

みほ「薔薇ならばピラニアンローズとかどうでしょうか」

優花里「いっそ紫の薔薇にして、メッセージカードでやりとりとかどうです!?」

みほ「なるほど……それなら確かに直接口を聞かずに色々いえますね」

麻子「紫の薔薇の人じゃなく、紫の馬鹿の人って感じだな」

沙織「もう、そこまで言うなら麻子も何か意見出しなよー」

麻子「……」

麻子「やれやれ」

麻子「私なんかより、お前が意見を言えばいいだろう」

沙織「私は結構挙げたじゃん」

麻子「……あれはお前が本で読んで得た知識を披露しただけだろ」

麻子「今必要とされているのは、お前自身の考え方であり、お前だけが言えるようなアドバイスじゃないのか」

沙織「麻子……」

アンチョビ「まあ、確かに、薔薇のプレゼントとか、小説で見てある程度知ってたはずの戦略ではあるもんな……」

麻子「……みんなを信頼しているから、既に作戦実行済みって所を深くツッコまないんだろ」

麻子「西住さんがおかしな作戦を立てるわけがないって信頼をしているから」

※麻子は気付いていないようだが、西住みほは対人コミュニケーションにおいては無能軍師である

麻子「秋山さんがその持ち前の明るさとフットワークで色々試行錯誤してると信じているから」

※麻子は気付いていないようだが、秋山優花里も対人コミュニケーションにおいては無能兵士である

麻子「それと……」

華「……」 ドキドキ

麻子「……」

麻子「まあ、色々信用してるから、無駄に自分の意見をゴリ押ししようとしなかったんだ」

華(私への言及は……?)

麻子「……同じように、皆、お前のコミュニケーション能力を信じているんじゃないのか」

麻子「別に雑誌に載ってるような一般論が聞きたいわけじゃないだろ」

麻子「まとまりのない私達を纏めてくれた沙織自身の言葉を聞きたいんだ」


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